【デトロイト/米国 18日 AFP】ミシガン(Michigan)では、不倫で逮捕されると一生刑務所で暮らすことになる。これは現実の話である。
ミシガン州控訴裁判所は、不倫を終身刑に相当する第1級の性犯罪であるとの判決を下した。控訴裁判所のWilliam Murphy判事は「立法府がこのような判決を予測していたのかについては、正直疑問を抱かざるを得ない。だが現行法ではこの判決以外あり得ない」との見解を示している。「不倫をすれば原則、誰でも最も重い婦女暴行罪である第1級性犯罪に問われる」
ミシガン州法は現在も不倫を重罪と定めているが、実際には1971年以来不倫で逮捕された者は誰もいない。不倫捜査を心から望む住民の割合は不明だが、判決を下した判事の意図をめぐっては、さまざまな憶測が飛び交っている。
一説では、「判事は、いかなる結果を生じる場合でも、立法府が定めた法律を文字通り解釈しなければならない」と定める連邦最高裁に対し、判事がただ嫌みを言いたかっただけ、とも言われている。
一方、他の州では不条理な結果を招くことが明らかな場合に限り、文字通りの法解釈の拒否を裁判官に許可している。容疑者が他の重罪を伴う性犯罪を犯した場合、検事は刑期をのばすために州のあいまいな性犯罪規定を利用するのが当たり前となっている。
写真は連邦最高裁の外観(2005年3月18日撮影)。AFP/Paul J. RICHARDS
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