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粗相を犯した犬に刑事罰?議会で法案まとまる - ベルギー

  • 2006年11月27日 16:33 発信地:ベルギー
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写真はフロランビル(Florenville)で撮影された犬(2005年6月22日撮影)。(c)AFP/BELGA PHOTO MICHEL KRAKOWSKI

【ブリュッセル/ベルギー 25日 AFP】25日付のル・ソワール(Le Soir)紙は、このほどベルギー上院の社会問題委員会が、粗相をした犬の「犯罪歴」を記録し、犯罪の重さによって異なる実刑を科すという法案をとりまとめたと報じた。問題を起こした犬には、「前足を軽くたたく」という刑から、最高で死刑までの実刑が科されるという。

■「容疑犬」に重罰の可能性も

 同紙記事によると、事件を起こした犬は飼い主とともに監視下に置かれ、懲役6か月以上の重罪判決を受けた飼い主は、今後犬を飼うことを禁止される。もし、犬が誰かにかみついた場合は、地元当局が「容疑犬」に戒告処分から死刑までの実刑を科すことができる。「容疑犬」は、令状なしに犬小屋を家宅捜索され、逮捕される可能性もある。

 同委員会メンバーのJean-Marie Cheffert上院議員は、「法案の目的は、特定の犬種を標的とすることなく(犬による)事故を防ぐことにある。現時点では、行動を起こすに足るだけの手段がない」と話した。

 犬の「前科」を記録することで、当該犬や飼い主の所在を明確にし、再犯者(犬)に対しより厳しく対処できるとしている。

■法案可決の見通しは…

 しかし、同案が議会で可決されるまでの道のりは長い。ルディ・デモット(Rudy Demotte)社会問題・保健相は同法案にあまり乗り気ではなく、処罰より発生を未然に防ぐことに重点を置いている。
「将来的に犬を飼うかもしれない人たちへのパンフレット配布や、市場の取り締まりなどを実施している」(デモット社会問題・保健相)

 これに対し、社会問題委員会側からは、現行法による取り締まりの形骸化を懸念する声も聞こえている。

 写真はフロランビル(Florenville)で撮影された犬(2005年6月22日撮影)。(c)AFP/BELGA PHOTO MICHEL KRAKOWSKI
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