【9月19日 AFP】カナダの首都オタワ(Ottawa)郊外で18日朝、踏切を通過中の列車に2階建てバスが突っ込み、少なくとも6人が死亡、34人が負傷した。うち10人は重傷だという。

 バスからは叫び声を上げる乗客が車外に投げ出された。バス運転手を含む5人が現場で死亡、1人は病院で死亡した。運転手の遺体は、すぐに身元確認ができないほど激しく損傷していたという。

 事故は、オタワの中心街から約17キロ南にある町バーヘイブン(Barrhaven)で現地時間の午前8時48分(日本時間午後9時48分)ごろ起きた。事故列車はオタワ-トロント(Toronto)線の列車で、運行するVIA鉄道(VIA Rail)によると、列車側に死者はいなかった。

 事故を起こしたOCトランスポ(OC Transpo)運行のバスは、朝のラッシュアワーに中心街に向かっていた。事故発生時、列車は次に停車予定の駅からわずか30メートルの場所を走っていた。事故原因は今のところ不明だ。(c)AFP/Michel COMTE