【5月11日 AFP】(写真追加)インドネシアでデモンストレーション飛行中に消息を絶ったロシアの航空機メーカー、スホイ(Sukhoi)の旅客機「スーパージェット100(Superjet 100)」について、インドネシア当局は10日、乗っていた全員が死亡したとみられると発表した。

 インドネシア国家捜索救難庁の報道官は、西ジャワ(West Java)州ボゴール(Bogor)近くのサラック(Salak)山付近に到着した救助隊が機体の残骸の周辺に遺体が散らばっているのを確認し、生存者は見つかっていないと述べた。

 搭乗者の人数に関する情報は一定していない。デモフライトの搭乗者リストを管理している企業は、乗っていた人数を当初50人と発表していたが、10日に45人に訂正した。地元の救難当局者は46人が乗っていたと話している。

 当局の発表によると、搭乗していたのは主にインドネシアの航空関係者だったが、スホイの社員4人を含むロシア人8人と、米国人とフランス人各1人も乗っていたという。(c)AFP/Arlina Arshad

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