【4月7日 AFP】米当局によると6日、同国バージニア(Virginia)州バージニアビーチ(Virginia Beach)の住宅地に、近くの米海軍基地から離陸したばかりのFA18戦闘攻撃機が墜落し、低層アパートが激しく炎上、9人が負傷した。

 同機は米海軍オセアナ基地(Naval Air Station Oceana)に所属。無事脱出した乗員2人は、パイロット修習生と教官だった。米海軍のマーク・ワイスガーバー(Mark Weisgerber)大佐は原因について、まだ特定はできていないが「致命的な機械的故障」だと語っている。

 現場は米東海岸のリゾート地として人気があるバージニアビーチの中でも人口も密集した地域。近くには世界最大の海軍基地ノーフォーク基地(Naval Station Norfolk)や多くの米軍施設もある。

 同機が墜落した、40戸が入る数棟のアパートからは激しい炎が上がり、高層階が炎上して屋根が吹き飛んだが、人的被害は負傷者9人にとどまった。現在も救助隊がアパートの焼け跡を捜索している。(c)AFP