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伊客船事故が原因で流産した女性、運航会社を提訴へ

  • 2012年02月08日 09:23 発信地:ローマ/イタリア
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イタリア中部ジリオ(Giglio)島沖で座礁したクルーズ船「コスタ・コンコルディア(Costa Concordia)号」上で作業する救助隊員(2012年1月27日撮影)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE

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【2月8日 AFP】イタリア中部で1月中旬にクルーズ船「コスタ・コンコルディア(Costa Concordia)号」(11万4500トン)が座礁した事故でイタリアのメディアは4日、事故後に流産した生存者の女性が、同船の運航会社のコスタ・クルーズ(Costa Cruises)を相手取り130万ドル(約1億円)の損害賠償を求める訴訟の準備を進めていると報じた。

 事故当時妊娠4か月だったクリスティーナ・M(Cristina M)さん(30)は、沈むコスタ・コンコルディアから救命ボートで脱出し一命を取り留めた。だが、搬送された病院で流産したことを告げられたという。

 クリスティーナさんの担当医師らは、流産の原因は夜間の脱出による極度の精神的ストレスである可能性が高いとの見解を示している。クリスティーナさんらが乗った救命ボートは、付近の岸へ向かう海上で何度も岩礁に激突していた。

 報道によると、クリスティーナさんの弁護士はコスタ・クルーズに対する集団訴訟にクリスティーナさんも加わり、130万ドルの損害賠償を求める方針ことを明らかにしたという。

 乗客乗員4200人を乗せたコスタ・コンコルディア号は、地中海クルーズに出発した直後、イタリア中部ジリオ(Giglio)島沖の岩礁に乗り上げた。夕食時だったために、乗客の多くは下層階の食堂に入り始めたところだった。この事故では、これまでに32人が死亡したとみられ、船の親会社を相手取り複数の訴訟が起こされている。(c)AFP

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