【8月2日 AFP】東京電力(TEPCO)は1日、福島第1原子力発電所で、これまでの最高値となる1時間当たり10シーベルト(1万ミリシーベルト)超の放射線量を測定したと発表した。

 放射線が検出された場所は1号機と2号機の間で、東電広報によると、計測を行った作業員が被ばくした放射線量は4ミリシーベルトだった。現在、これだけ高いレベルの放射線が検出された原因を究明中だという。

 これまでに同原発内で検出された放射線の最高値は、6月3日測定時の1時間あたり4シーベルト(4000ミリシーベルト)。

 政府と東電は、原子炉を冷温停止させる作業について、引き続き2012年1月を目標に継続する方針を示している。(c)AFP