【3月27日 AFP】(一部更新)東京電力(Tokyo Electric Power Co.TEPCO)福島第1原子力発電所2号機のタービン建屋のたまり水から極めて高い濃度の放射性物質が検出されたことを受け、作業員らが退避した。東電が27日、発表した。

 東電広報によると、たまり水表面の放射線量は毎時1000ミリシーベルト以上。共同通信(Kyodo News)によると、東電は当初、運転中の原子炉の水の1000万倍の濃度と発表したが、後に10万倍に訂正した。

 東電は、高レベル放射線のために作業は中断しており、現在原因を究明中だと述べた。

 放射性物質を含んだ水がどこから漏れ出たかについて、調査が進められているが、格納容器が破損したとの懸念もある。

 24日には、協力会社の作業員3人が、3号機のタービン建屋にたまった高濃度の放射性物質が含まれた水に入って被ばくし、うち2人が病院に搬送された。作業員らは20~30代で、高濃度の放射性物質の放出を防止する上で必要な冷却システム再建のために、電源ケーブルの敷設作業を行っていた。(c)AFP

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