【8月19日 AFP】中国・遼寧(Liaoning)省撫順(Fushun)県で国籍不明の小型機が墜落する事故があり、中国当局は北朝鮮機の可能性があるとみて、北朝鮮側と連絡を取っている。中国国営新華社(Xinhua)通信が18日、当局者の話として伝えた。

 新華社によると、この小型機は17日、民家に墜落した。パイロットは即死、住民らに死傷者はなかった。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースは、情報筋の話として、小型機は北朝鮮軍の戦闘機ミグ15(MiG-15)で、パイロットはロシアへの脱北を試みていた際に方向を見失ったとの見方を伝えた。中国は脱北者を強制送還する協定を北朝鮮と結んでいることから、ロシアを脱出先に選んだ可能性があるとしている。(c)AFP