【12月25日 AFP】フィリピンでクリスマスイブの24日夜から25日未明にかけて、花火による火災などで計6人が死亡した。

 南部ジェネラル・サントス(General Santos)では、クリスマスの仮設店舗が並ぶ市内の公園で日付が25日に変わった直後、客が着火したとみられる花火が次々と屋台の花火に燃え移り火災となった。地元警察によるとその場で2人が死亡。1人が搬送先の病院で死亡した。このほか、1人がやけどを負った。

 中部マンダウエ(Mandaue)でも24日夜、花火の屋台が並ぶ通りで火災が発生。地元テレビGMAによると、子ども2人と妊婦1人が死亡した。

 フィリピンでは、1年で数百人が花火の事故で死亡したりけがをしている。特に、人びとが一晩中、花火を打ち上げたり、酔いにまかせて空に向けて銃を発砲するクリスマスシーズンには事故が集中するという。(c)AFP