【9月25日 AFP】インド中部チャッティスガル(Chhattisgarh)州コルバ(Korba)で23日、建設中の火力発電所の煙突が悪天候により倒壊し、死者が100人を超える恐れが指摘されている。

 25日までに救出され生存が確認されたのは、9人だけ。これまでに25人の遺体が収容された。

 煙突は完成時275メートルになる予定で、倒壊時は100メートルまで建設が進んでいた。

 工事を請け負っていたロンドン(London)のアルミ大手ベダンタ・リソーシズ(Vedanta Resources)の傘下企業バルコ(Balco)の労働組合によると、100人以上ががれきの下敷きになっているとみられる。現場作業員の証言では、作業員らは事故当時、大雨が降ってきたため煙突の周囲で雨宿りをしていたという。(c)AFP/Suman Shukla