【6月19日 AFP】ベルギー・ブリュッセル(Brussels)発ニューヨーク(New York)行きのコンチネンタル航空(Continental)61便の機内で、飛行中に機長が急死したが、同機は18日午前(日本時間19日未明)、2人の副操縦士の操縦でニューアーク(Newark)国際空港に定刻通り着陸した。乗客247人は全員無事だった。同空港はニューヨーク市周辺にある3空港の1つ。

 同機はボーイング777型機(Boeing 777)。米CNNテレビによると、乗り合わせていた心臓医が機内アナウンスを聞いて駆け付けたが、機長は既に死亡していた。コンチネンタル航空によると、機長は病死と見られるという。

 なお、乗客の1人は、飛行機が空港に着陸するまで、緊急事態について全く知らなかったと語った。

 パイロットは61歳。同航空に21年勤務しているベテランだという。(c)AFP/Paola Messana