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パースの人食い疑惑のサメ、警察は処分しない方針を発表

  • 2008年12月28日 16:35 発信地:シドニー/オーストラリア
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スペイン南東・タラゴナ(Tarragona)のサメ(2007年8月20日撮影、資料写真)(c)AFP/LLUIS GENE

【12月28日 AFP】オーストラリア西部パース(Perth)近郊の海岸で海水浴をしていた51歳の男性が、サメに襲われたと見られ行方不明になっている事件で、現地警察は疑惑のかかるサメを処分しないと発表した。メディアも、男性はこのサメの命を奪うことを望んでいないだろうと報じている。

 ダイビングや釣りの好きなブライアン・ゲスト(Brian Guest)さんは27日朝、息子と連れだってパース南ロッキンガム(Rockingham)近くの海岸でシュノーケリングをしていて行方不明になった。

 ヒレを一瞬見た、あるいは現場の海水が血で赤く染まっていたなどの目撃情報が寄せられたことで、警察はゲストさんがサメに襲われたとの見方を示し、捜索をしてきたが、これまでウエットスーツの一部と見られる断片以外何も見つかっていない。

 ゲストさんの捜索活動を2日間にわたって行ってきたフリーマントル海上警察署(Fremantle Water Police)は、ゲストさんを襲ったと見られるサメを捕獲・処分することはないと発表した。

 同署のグレッグ・トゥルー(Greg Trew)氏は、「どのサメか特定するすべはない。手当たり次第にサメを殺してもゲストさんを襲ったサメかを明らかにすることはできない」と語った。

 メディア報道によると、ゲストさんは海とその危険性に畏敬の念を抱いていたため、襲ったサメの処分を望んではいなだろうという。

 豪AAP通信(Australian Associated Press)は、2004年にゲストさんが釣りの愛好家が集まるウェブサイト上で、「妻といつも言っているのは、サメに襲われたり海の事故で命を失うことがあればそれは仕方ないということだ」と書き込みをしたと報じた。

 ゲストさんは海が「彼ら(サメ)の縄張り」であることをよく知っていたと、友人は現地紙Sunday Timesに感想を寄せている。(c)AFP
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