【11月11日 AFP】ハイチの首都ポルトープランス(Port-au-Prince)郊外のペチョンビル(Petionville)の学校倒壊事故で、救助関係者は10日、現場のがれきの中からは「生存反応は確認できない」とし、生存者救出から遺体収容作業に切り替えるべきだとの見解を示した。この事故での死者は、これまでに少なくとも93人に上っている。

 3階建てだったこの学校からは、7日朝の倒壊以来、これまでにわずか4人の生存者しか発見されていない。この学校には3歳から20歳まで700人の児童・生徒が在籍していたが、2部制のため、倒壊時は半数近くの約250-300人が校舎内にいたとみられており、犠牲者数はさらに増加するものと考えられている。(c)AFP/Clarens Renois