【10月25日 AFP】ポーランド南西部チェコ国境近くの町Glubczyceで23日、カーナビゲーションシステムを過信した男性ドライバーが、「この先行き止まり」の道路標識を無視して運転を続けて湖に進入し、自動車が沈む騒ぎがあった。同国警察当局が24日発表した。

 現地警察の広報官はAFPの取材に、「男性は貯水用の人造湖建設によって1年前に水没した道路を運転していた。立ち往生するまで道路標識3つを無視した。夜間だったので男性は道路が湖に向かっていることを認識せず、カーナビゲーションの示すままに直進した」と述べた。

 運転手の男性からアルコールは検出されなかったという。

 救助隊が男性の通報で駆けつけると、男性と同乗していた2人は自力で車外に脱出、自動車の上で救助を待っていた。3人にけがはなかった。(c)AFP