【6月11日 AFP】スーダンのハルツーム国際空港(Khartoum International Airport)で10日夜にエアバスA310機が着陸に失敗し炎上した事故で、スーダン当局は11日、少なくとも28人の死亡と121人の無事を確認したと発表した。事故直後の国営テレビの速報では、乗客203人の半数近くが死亡とされていた。

 当局によると、生存が確認された乗客のうち22人が負傷しているほか、数十人の安否が依然不明。ただ、現場から直接帰宅した乗客もいるとみられるとしている。

 テレビ報道によると、スーダン当局はまもなく事故の調査を正式に開始する模様。事故原因については、悪天候との見方のほか、故障を指摘する声も上がっている。(c)AFP/Talal Osman