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飛行船が突風で大破、北極海調査が延期に

  • 2008年01月23日 19:02 発信地:ファイアンス/フランス
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2008年1月22日、南仏トゥレット(Tourettes)で突風にあおられて民家に激突し、大破した北極調査用飛行船の残骸を前に、記者団と話すフランス人探検家のジャン・ルイ・エティエンヌ(Jean-Louis Etienne)氏。(c)AFP/ERIC ESTRADE

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【1月23日 AFP】地球温暖化で危機に直面する北極海の海氷調査を行う予定だったフランス人探検家のジャン・ルイ・エティエンヌ(Jean-Louis Etienne)氏が21日、調査用の飛行船の事故により調査を延期すると発表した。当初、調査は4月に始まる予定だった。

 エティエンヌ氏によると21日朝、海氷調査用の飛行船「Total Pole Airship」号は南仏リビエラ(Riviera)のトゥレット(Tourettes)に係留されていたが、突風で係留ドックから吹き飛ばされて近くの民家に激突。飛行船は大破したという。

「(飛行船は)完全に壊れてしまい修理さえできない。残念でたまらないし、泣きたいくらいだ」(エティエンヌ氏)

「Total Pole Airship」号は、仏石油大手トタル(Total)の支援を受け、3年間を費やしてロシアで科学調査用に建造された特別仕様の飛行船。

「世界に1つしかない飛行船だった。海氷調査は延期せざるを得ない」(同氏)

 エティエンヌ氏は、北極海の海氷調査に再挑戦する意欲を示している。しかし、北極圏での調査が可能な時期は4月に限られることから、年内の再挑戦は無理だという。(c)AFP

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