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「鳥の巣」での死亡事故隠ぺい問題、当局が調査に乗り出す

  • 2008年01月23日 03:50 発信地:北京/中国
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2008年1月22日、中国・北京(Beijing)にある、北京五輪のメインスタジアムで「鳥の巣」として知られる北京国家体育場(Beijing Olympic stadium)建設現場。(c)AFP/Frederic J. BROWN

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【1月23日 AFP】北京五輪のメインスタジアム、北京国家体育場(Beijing National Stadium)の建設現場で、少なくとも10人の作業員が事故死していた事実を当局が隠ぺいしていたとの報道について、中国当局は22日、この件に関し調査を行うと発表した。

 事故死者の隠ぺいは、20日の英サンデー・タイムズ(Sunday Times)紙が報じたもので、同紙は8月8日の開幕を目指し急ピッチで進む同スタジアム工事では、安全基準が軽視されていたとしている。北京五輪組織委員会(Beijing Organising Committee of the Olympic GamesBOCOG)は翌21日に、この報道を否定していた。

 国家安全生産監督管理総局(State Administration of Work Safety)の李毅中(Li Yizhong)総局長は記者会見で、事故隠ぺい問題に関し「初めて聞いた」と語り、「調査により事実と確認されれば、厳しく処罰する」と強調した。

 サンデー・タイムズ紙は、複数の目撃証言を引用するとともに、当局は事故で死亡した労働者の遺族に対し異例の高額補償金を支払い、口止め工作を行ったとしている。

 中国の労働安全に関する統計によると、中国国内では炭鉱や工場、建設現場で毎年数万人が死亡しているという、驚くべき状況だという。一方、当局側は、数十か所に上る五輪関連施設の建設現場で死者が出ているという事実は、これまで認めていない。(c)AFP

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