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フィリピン沖でフェリー沈没、12人死亡、行方不明100人以上

  • 2007年07月12日 20:13 発信地:マニラ/フィリピン
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2007年7月12日、マニラ(Manila)に到着した、フィリピン沿岸警備隊(Philippine Coast Guard)の隊員に抱き抱えられる生存者の子供。(c)AFP/PHILIPPINE COAST GUARD

【7月12日 AFP】フィリピン中部ルソン(Luzon)沖で12日、フェリーが沈没し、少なくとも12人が死亡、100人以上が行方不明となっている事故で、悪天候のため救助活動は難航している。

 フィリピン軍報道官によると、沈没したフェリーは「MVブルー・ウォーター(MV Blue Water)」号(重量400トン)。ルソン島南部のマスバテ(Masbate)島を経由してフィリピン南部に向けシブヤン海(Sibuyan Sea)を航行中、悪天候に見舞われ沈没したが、これまでに129人が救助された一方、12人の遺体が収容されている。しかし、現場の天候が回復しないため、救援ボートが近づけず、現在は救助活動を一時見合わせている状態だという。

 軍報道官がフェリー船長の話として伝えたところによると、非常に強い荒波を感じた船長は、マニラ(Manila)沖に安全な停泊所を求めて航行していたが、岩礁にぶつかり船体が傾き始めたという。

 報道によると、フェリーが傾くと乗客らはパニックに陥り、次々と海に飛び込んだという。フェリーは同日夜明け直後、500メートルの海底に沈んだ。

 沈没時、フェリーは乗員乗客256人と車両14台を乗せていたと船長は語っている。しかし、フィリピン海上警備隊によると、乗船名簿には乗客28人と乗員21人の氏名しか記載されていないため、正確な乗船者数は把握できておらず、正確な行方不明者数も分からない状態だ。

 軍報道官によると、フィリピン軍はヘリコプター2機を現場上空に派遣したが何も発見できず、天候悪化のため、そのまま引き返したという。現在、フィリピン海軍の艦船が現場に向かっている。(c)AFP/Mynardo Macaraig

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