写真はブリスベン(Brisbane)にある故アーウィン氏経営の動物園で撮影に応じるアーウィン氏と米国の陸上選手マリオン・ジョーンズ(Marion Jones)さん(右、2001年8月31日撮影)。(c)AFP
【シドニー/オーストラリア 5日 AFP】テレビ番組「クロコダイル・ハンター(Crocodile Hunter)」で世界的にも有名な環境保護活動家、スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)さん(44)が4日、アーウィンさんは4日、ポートダグラス(Port Douglas)沖のグレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)でドキュメンタリー番組を撮影中にアカエイに胸を刺されて死亡した。
オーストラリアだけでなく世界各国の新聞が一面でアーウィンさんの衝撃的な死を報じた。この報道を受け、アーウィンさんの死を惜しむ声が各界から寄せられている。一方、アーウィンさんの死の様子が撮影されていたことが明らかになった。
■ハリウッドからも友を惜しむ声が
ジョン・ハワード(John Howard)首相、アレグザンダー・ダウナー(Alexander Downer)外相のほか、悲嘆にくれる数千人のファンらが、生前情熱と活気にあふれていたアーウィンさんへの弔意を示した。また、アーウィンさんの友人でも、オーストラリア出身のアカデミー賞受賞俳優ラッセル・クロウ(Russell Crowe)さんは、「彼を信頼していた。とても寂しい。彼は、われわれオーストラリア人の理想だった。彼は真に野生動物と戦った男として記憶されるだろう」とニューヨークで豪州メディアに語った。
■映像に残された「事故の瞬間」
一方、アーウィンさんが浅瀬でアカエイに遭遇して刺される一部始終を、海中で待機していたカメラマンが撮影していた事実を、警察当局および「クロコダイル・ハンター」のプロデューサー、ジョン・スタントン(John Stainton)氏が明かした。
アーウィンさんの長年の友人でもあったスタントン氏は、ケアンズでのインタビューで、致命的となったエイとアーウィンさんとの遭遇が撮影されていたことについて「ショックだった」と語り、「映像を見るのはとても辛かった。人が死んでいくのを目の当たりにするのは、本当にぞっとすることだ」と述べた。
スタントン氏は映像の様子を、「スティーブが潜水した海底にアカエイがいた。エイが尾を上に向け、彼の胸を刺した。スティーブはすぐに尾を引き抜いたが、もう遅すぎた」と説明している。
北東部クイーンズランド(Queensland)州のケアンズ(Cairns)で4日に検死を行ったMichael Buckner検視官の報告によると、アーウィンさんは「猛毒を持つアカエイの尾棘に胸を刺されて死亡した」ことが確認された。クイーンズランド警察の報道担当は検死結果について「綿密な調査までは行っていないが死因に特に不審な点はない。彼が死に至った状況は皆が把握している」とし、詳細は検視審問で発表されると述べた。
また、警察当局は、この映像のコピーを入手しており、「特に新たな事実が得られるとは思わないが、検死の参考にはなるだろう」と述べ、審問に先立ち映像を検証すると語っている。検死審問の日程は未定。
写真はブリスベン(Brisbane)にある故アーウィン氏経営の動物園で撮影に応じるアーウィン氏と米国の陸上選手マリオン・ジョーンズ(Marion Jones)さん(右、2001年8月31日撮影)。(c)AFP
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