【7月31日 AFP】中国外務省の劉建超(Liu Jianchao)報道局長は31日、同省のウェブサイトで、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領が今週、中国の反体制指導者と面会したことについて強い不快感を示し、内政干渉だと非難した。

 劉報道局長はまた、同日発表した別の声明では、一部の米議員について「非常に不愉快」だと非難した。
 
 米下院は30日、中国政府に対し、人権状況の改善と少数派への弾圧停止を求める決議案を可決したが、劉報道局長はこれに強く反発。決議案は北京五輪を政治化する試みだと主張し、米政府に対し、反中派議員の「不愉快な行い」をやめさせるよう求めた。

 中国政府は同日、北京五輪を取材する海外メディアが使用するインターネットの検閲の実施を改めて表明し、アクセスが禁止されたサイトは違法なものだと主張した。(c)AFP