【7月27日 AFP】25日に国際野球連盟(International Baseball FederationIBAF)がタイブレーク制の導入を発表したことを受けて、北京五輪に出場する野球日本代表が非難していると、27日付けの日本の各紙が報じている。

 国際野球連盟が25日、決着のつくまで続く延長戦を回避するため、延長11回に突入した際は無死一、二塁の状況から試合を始めるタイブレーク制を導入を発表したことを受けて、日刊スポーツ(Nikkan Sports)は、五輪二週間前にルール変更はおかしい、我々は親善試合をするのではない、我々は世界一を決める真剣勝負をする、誰にも相談なくIBAFが決めたのことが理解できない、強く抗議していく、と語る北京五輪・野球日本代表の星野仙一(Senichi Hoshino)監督の声を報じている。

 また、スポーツニッポン(Sports Nippon)は、おそらく試合を早く終わらせたいのだろう、どちらのチームにも有利、不利はないと思うが、なぜもっと早くに変えなかったのか、と困惑する日本代表の田淵幸一(Koichi Tabuchi)コーチの声を報じている。(c)AFP