【8月7日 AFP】北京五輪で陸上競技女子マラソンに出場する野口みずき(Mizuki Noguchi、日本)が、スイスでの高地トレーニングを予定より早く切り上げて帰国していたことを受け、野口の体調についての憶測が飛び交った。

 前大会王者の野口がサン・モリッツ(St Moritz)での1か月間の合宿を予定よりも3日早く切り上げ、4日には極秘帰国していたと日本のスポーツ紙『日刊スポーツ(Nikkan Sports)』が7日、一面で報じた。また帰国の理由については、起伏の多い高地で疲労が蓄積してしまい、走りが小さくなってしまったために国内での平地調整に切り替えたと日刊ゲンダイ(Nikkan Gendai)は報じている。

 五輪女子マラソン史上初となる連覇を目指す野口は、当初の予定通りに13日に北京入りし、17日に行われる女子マラソンに臨む。(c)AFP