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世界で増えるドメスティックバイオレンス被害の女性 - フランス

  • 2006年10月06日 17:03 発信地:フランス
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写真はDV反対デモに参加する女性(2005年11月25日撮影)。(c)AFP/PIERRE ANDRIEU

【パリ/フランス 6日 AFP】女性が受ける暴力被害のうち、配偶者や恋人などからの暴力、いわゆるドメスティックバイオレンス(DV)が、その他の加害者による暴力より増加傾向にあることがわかった。

■4分の1以上がDV被害者

 報告は英医学雑誌「ランセット(Lancet)」に掲載された。日本、タイ、バングラデシュ、サモア、ブラジル、ペルー、エチオピア、ナミビア、タンザニア、セルビアの10か国・15市町村を対象に、15歳から49歳の女性2万4000人への聞き取り調査に基づいて作成された。
 その結果は、夫や恋人、同居相手といった「親密なパートナーによる暴力」が共通して増えており、13市町村で4分の1以上の女性が、これらの相手から身体的または性的な暴力を受けたことがあると答えた。
 また、1市町村を除いたすべての調査地で、ドメスティックバイオレンスのケースがその他の加害者による被害を上回った。

■15市町村のうちもっとも安全なのは横浜市

 女性にとって最も安全な場所とされたのは横浜市で、暴力被害を訴えた女性は15%だった。逆に最も危険な場所はエチオピアのブタジラ(Butajira)地区で、71%が暴力被害の経験者だった。

 暴力の種類では、蹴る、殴る、首を絞める、物を投げつける、刃物や銃などで脅すといった危険なものが多く、エチオピア、ペルー、タイの農山村部、タンザニアの地方部などで特にこの傾向が高かった。
 身体的暴力と性的暴力が同時にふるわれるケースが多いこともわかった。

 なお、同研究は、世界保健機関(WHO)の「女性の健康とドメスティックバイオレンスに関する調査」のClaudia Garcia-Moreno担当調整官が中心になって行われた。

 写真はDV反対デモに参加する女性(2005年11月25日撮影)。(c)AFP/PIERRE ANDRIEU

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