【ニューヨーク/米国 6日 AFP】 国連安全保障理事会(UN Security Council)は5日午後、ミサイルを発射した北朝鮮を非難する決議案について協議し、制裁を呼びかけたが、ロシアと中国は反対を表明した。
安保理理事国15か国の専門家らは、日本、米国、英国が提示した決議案について協議し、現地時間6日午前11時(日本時間7日午前0時)に声明を発表する予定。決議案の内容は、資金、物資と北朝鮮のミサイルや大量破壊兵器(WMD)開発に役立つ技術の提供を停止するよう国連の加盟国に求めるもの。
中国とロシアが北朝鮮への制裁に反対していることから、制裁については最終的に文言から削除されるとみられる。また、米国が射程圏内に入る長距離弾道ミサイル「テポドン2号(Taepodong 2)」を含む7発のミサイルを北朝鮮が発射したことについて非難し、直ちにミサイルの発射実験、配備、拡散の即時停止を呼びかける。
さらに、中国、日本、ロシア、韓国が参加する6か国協議への復帰と、2005年9月19日に採択された援助提供や安全を保障する代わりに北朝鮮が核兵器放棄を確約した共同声明を速やかに実行することを求める。
この決議案は国際社会の平和と安全が脅かされた際に用いられる、制裁や最終手段として軍事行動も認める国連憲章7章に基づいている。
写真はニューヨークで5日、記者会見に臨む大島賢三(Kenzo Oshima)日本国連大使。(c)AFP/Stan HONDA