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サルコジ氏、偽カナダ首相から「愚か者が集う夕食会」へのお誘い - カナダ

  • 2007年05月10日 13:09 発信地:カナダ
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写真は、5月6日、決選投票の結果を受け、家族から拍手で迎えられるサルコジ氏。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET

【オタワ/カナダ 10日 AFP】フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)前内相は、大統領選挙の勝利に酔いしれていた6日夜、カナダのスティーブン・ハーパー(Stephen Harper)首相を名乗るカナダ・ケベック州のコメディアンの「偽電話」に引っかかった。しかし、「愚か者が集う夕食会」に招待したところ、電話は切られたという。

 仕掛け人のコメディアン集団「Masked Defenders」が8日、明らかにしたもので、AFPが入手した録音テープによると、偽ハーパー首相が「お元気ですか?」と尋ねると、サルコジ前内相は「上々です。(投票結果も)うまくいっているようです」と返答。男性が祝辞を述べると、「それはどうも。御存じの通り私はカナダの大ファンでして、両国の関係もとてもいいですしね」とサルコジ氏。

 偽ハーパー首相は、モントリオールの語学学校で習得したというフランス語のつたなさを詫びたあと、ケベックの人気料理・プーティン(グレービーソースをかけたフライドポテト)を食べにいらっしゃいませんか、とサルコジ氏をカナダに招待。サルコジ氏は快諾した。

 偽ハーパー首相は次のように切り出した。
「あなたは右派ですし、私もジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領も保守派。ですから、ブッシュ大統領も招待したいと思います…私はかねてから、愚か者が集う夕食会を開きたいと思っていたんですよ」

 この時点で、電話は切られた。

 偽ハーパー首相を演じたのは、「Masked Defenders」のメンバー、Marc-Antoine AudetteさんとSebastien Trudelさん。サルコジ氏へ電話を取り次いでもらう際に、ハーパー首相のアシスタントの「Willy Waller」と「Tim Horton」を名乗った。前者はケベックのオンライン・コメディに登場する想像上のポテト皮むき職人、後者はカナダ最大のコーヒーチェーン店で創業者の元ホッケー選手にちなんで名付けられた「ティムホートンズ」である。

 「Masked Defenders」は、2006年1月にも、ジャック・シラク(Jacques Chirac)仏大統領に偽電話をしたことで知られる。

 また、サルコジ氏に敗れたセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)候補も、選挙前に、同様の偽電話に引っかかっている。

 ちなみに、本物のハーパー首相は、7日にサルコジ氏に勝利を祝う電話をかけたという。首相のスポークスマンによると、電話会談は10分間続き、「暖かく、心のこもった会話が交わされた」という。

 写真は、5月6日、決選投票の結果を受け、家族から拍手で迎えられるサルコジ氏。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET

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