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ダルフール紛争解決に一役買うか、グーグルアースがダルフール地方の衛星写真を提供 - 米国

  • 2007年04月11日 09:51 発信地:米国
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写真は、グーグル・アースで表示されたヨーロッパとアフリカ大陸(2005年8月6日撮影)。(c)AFP/JEAN-PIERRE MULLER

【ワシントンD.C./米国 11日 AFP】米インターネット検索最大手グーグル(Google)は10日、スーダンのダルフール(Darfur)紛争の状況を衛星写真提供サイト「グーグル・アース(Google Earth)」を通じて世界中に伝えるプロジェクトを開始したと発表した。

■地図をクリックすると最新被害状況を表示

 同プロジェクトは米ホロコースト記念博物館(Holocaust Memorial Museum)と連携し、ダルフール紛争の被害を受けている約1600の村の最新被害状況を紹介するもの。

 ユーザーは、無料のソフトウェアをダウンロードすると、ダルフール地方の衛星地図を表示することができる。衛星地図を拡大し、そこに映し出された家屋やモスク、学校の残がいをクリックすると、最新データや目撃者の証言などが表示されるという仕組みになっている。地図や写真、データは、定期的に更新される。

■ダルフールの現状を知ることかせ紛争解決へ

 グーグルのElliot Schrage代表は、「ユーザーは他に類のないこのサービスで、ダルフールの被害状況を視覚的にとらえ、かつ、必要な情報を得ることができる。テクノロジーは、教育ならびに紛争解決の手段も提供してくれる」と自信のほどを見せた。

 ホロコースト記念博物館は現在、「ジェノサイド防止マッピング・イニシアチブ」のもと、世界中で起こっている残虐行為を人々に知ってもらう同様のプロジェクトを開発中である。

 また、難民の1人は「ダルフールの現状を知ってもらうのが、紛争を止める唯一の方法。ジェノサイド(大量虐殺)がどのようなものかを、皆が知る必要がある」と語っている。

 国連(UN)の統計では、4年に及ぶダルフール紛争で、これまでに最低20万人が死亡、200万人以上が難民になったとされている。

 写真は、グーグル・アースで表示されたヨーロッパとアフリカ大陸(2005年8月6日撮影)。(c)AFP/JEAN-PIERRE MULLER
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