写真は、2002年に豆乳ショップで200人以上の食中毒患者が出た事件で、南京の軍病院に運び込まれる患者(2002年9月14日撮影)。この事件は、意図的に毒物が食物に混入されたもので、死者は80人に上った。(c)AFP/Xinhua
【北京/中国 10日 AFP】北東部・黒竜江(Heilongjiang)省の省都ハルビン(Harbin)の病院で、殺そ剤(ネズミを殺す毒物)が混入したとみられるおかゆを食べた患者1人が死亡、200人以上が不調を訴えるという事件があった。国営新華通信社(Xinhua News Agency)が10日に報じた。
報道によると、心臓病のため6日に同病院に入院した77歳の女性患者が、9日朝にこのおかゆを食べたあとで死亡したという。同じく食堂でこのおかゆを食べ、吐き気や下痢に見舞われた患者、医者、看護婦ら202人の容体は、現在は落ち着いているという。
警察は、おかゆの調理時に使用された水に殺そ剤が混入していた疑いが高いとしている。混入経路の詳細は不明。
事件のあった中医(漢方)研究院は、市内最大かつ随一の病院として知られている。
■頻発する食中毒事件
安全衛生基準が極めて低い中国では、食中毒が頻繁に流行する。2006年9月には、南西部・四川省(Sichuan)の小学校でおかゆと肉まんを食べた学童約100人が身体の不調を訴えた。また、上海では同月、アナボリックステロイドが混入した豚肉を食べた336人が食中毒症状を訴えた。
さらに同年、東部の一部地域では、地元でよく食される「ターボット」と呼ばれるヒラメの一種から発ガン性物質が検出され、販売が禁止される騒ぎもあった。
写真は、2002年に豆乳ショップで200人以上の食中毒患者が出た事件で、南京の軍病院に運び込まれる患者(2002年9月14日撮影)。この事件は、意図的に毒物が食物に混入されたもので、死者は80人に上った。(c)AFP/Xinhua
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