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カルバラで武装勢力が牧羊業者22人を拉致 - イラク

  • 2007年04月04日 18:21 発信地:イラク
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写真はカルバラで、シーア派の宗教行事に訪れた巡礼者らの警備にあたるイラク兵士(2007年3月6日撮影)。(c)AFP/MOHAMMAD SAWAF

【カルバラ/イラク 4日 AFP】シーア派地区の南部カルバラ(Karbala)近郊で4日、牧羊業者22人が銃で武装した一団にヒツジとともに拉致された。地元警察によると、一団は警察の制服を着ていたという。

■地元警察が警戒する中での犯行

 武装勢力は3台の車両で牧羊業者らを取り囲み、ヒツジ、銃、トラックを押収し、牧羊業者らをファルージャ(Fallujah)の方向に連れ去ったという。
 
 カルバラ警察のRahman Mushawi報道官は、「これは組織的なテロ行為で、カルバラ警察とは何の関連もない」と述べる一方、「牧羊業者らには、警察バッジを着用していない警察官は信用しないよう忠告してきた」と悔やむ。
拉致された牧羊業者の兄弟で事件を目撃したMohammed Abdul Kadhonさんも、地元警察は「誘拐」に備えて警戒体制をとっていたと話すいう。

 ファルージャはバグダッド西方のアンバル(Al-Anbar)州にあり、この州はスンニ派武装勢力と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の拠点となっている。

■イラクでは拉致事件がもはや日常茶飯事

 シーア派が主流のイラク政権と同政権を支援する米国に反発するスンニ派武装勢力による攻撃や、多数派のシーア派と政権を追われ少数派となったスンニ派間の宗派抗争など、混乱が続くイラクでは拉致事件が日常茶飯事となっている。

 1日にも、バグダッド(Baghdad)から自宅に向かっていたシーア派労働者21人が、武装勢力に拉致されたばかり。翌2日には、21人はバグダッド北東のディヤラ(Diyala)で遺体となって発見された。同様に3日、ディヤラでシーア派労働者9人が拉致されたが、安否はいまだに不明のままだ。

 写真はカルバラで、シーア派の宗教行事に訪れた巡礼者らの警備にあたるイラク兵士(2007年3月6日撮影)。(c)AFP/MOHAMMAD SAWAF

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