【ロンドン/英国 26日 AFP】指輪物語の作者J・R・Rトールキン(J.R.R. Tolkien)による未完成作品で、トールキンの実子が完成させた小説が4月に出版されると、インディペンデント紙(The Independent)が25日に報じた。
同紙によれば、1918年にトールキンが執筆を始めた「The Children of Hurin」という新作は、4月17日に書店に並ぶとのこと。トールキンが残した原稿から、実子のクリストファー(Christopher)さんが30年をかけて作品へと仕上げたという。
ハーパー・コリンズ出版社(HarperCollins Publishers)は、ストーリーの詳細を明らかにしていないが、「冒険、悲劇、友情、ヒーローを描いた叙事詩」というトールキンのストーリーがファンにはおなじみとなっている。
ピーター・ジャクソン(Peter Jackson)監督が手がけた「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」シリーズのの第3弾、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(The Lord of the Rings: The Return of the King)」で美術賞のオスカーを獲得しているイラストレーターのアラン・リーは、同書のために、25枚の鉛筆画と8枚の絵画を手がけた。
トールキンの死から4年後の1977年、「The Silmarillion」が出版されて以降、「The Children of Hurin」は初めての新書となる。「The Silmarillion」もクリストファーさんが編集を行っている。
インディペンデント紙は、「映画化の権利を取得できれば、この本(「The Children of Hurin」)はいい映画になるよ」とトールキン・ソサエティ(The Tolkien Society)のChris Crawshaw会長のコメントを引用している。
写真はトールキン(撮影日時不詳)。(c)AFP
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