【ワシントンDC/米国 7日 AFP】男子ゴルフでメジャー大会通算12勝を挙げているタイガー・ウッズ(Tiger Woods)が記者会見を開催し、タイガー・ウッズ基金(Tiger Woods Foundation)とAT&Tがパートナーを務め7月に行われる新たなPGAトーナメントについての説明と、チャリティー活動を世界規模で行っていきたい意向を明らかにした。
ザ・ナショナル(The National)と名づけられたこのトーナメントは、1997年に全米オープンが行われたコングレッショナルカントリークラブ(Congressional Country Club)で7月5日から8日まで開催され、賞金総額600万ドル(約7億円)でタイガー・ウッズ基金が大会を組織し利益をチャリティとして寄付することを発表した。
スポンサー不足のため先月廃止が決まったジ・インターナショナル(The International)に代わってPGAカレンダーに追加され、毎年7月4日の独立記念日の週の週末に開催される。また、そのニ週間後に控える全英オープン(British Open)の調整の場と位置づけられており、100人以上のトッププロが参戦するものと見られている。
■ウッズ「夢を叶えることができた」
「夢を叶えることができた。いつか実現できる機会があればと思っていたので、こんなに早く実現できるとは思っていなかった。今は準備に追われ経験したことのない日々を過ごしている。いつの日かPGAトーナメントを主催することを目標にしてきたので記念すべき出来事だ。父が我々に対して望んでいたことが実現でき、父がここにいてくれたらと切に思う。」と大会開催の喜びを語ると共に、2006年5月に前立腺がんのため亡くなった父アール・ウッズ(Earl Woods)さんに夢が実現した姿を見せることが出来なかったことを悲しんだ。
■第一子の出産時期と重なり
ウッズは毎年ザ・ナショナルでプレーすることを予定していたが、エリン・ウッズ(Elin Woods)夫人の第一子の出産期と重なっていることから今年度大会には参戦しないかもしれない。
「私自身はプレーしたいと思っているが、全ては出産時期にかかっている。言うまでもなく子供の誕生を一番大切に考えており、プレーする意思はあっても、こればかりはエリンの体に相談しなければ分からない。」と語る。
■出るトーナメントでは勝つことに全てを注いでいる
近年米国内ではウッズが参加しない大会でスポンサーを見つけることは困難になってきている。ウッズは2005年には最多となる21試合に出場したが、去年は15試合の出場に止まっている。
ザ・ナショナルはウッズの出場予定から差し引かれることになるが、その分他の大会に出るかは明らかにしていない。
「私はかなりタイトなスケジュールでプレーしている。出るトーナメントでは勝つことに全てを注いでいるのでかなりのエネルギーを要する。ザ・ナショナルでプレーすることを楽しみにしているし、当座の目標にしている。」とコメントを残した。
写真は、記者会見に臨むウッズ。(c)AFP/Getty Images Jamie Rose