【香港 4日 AFP】唐英年(Henry Tang)財務長官は前月28日、市民からの酒税軽減要求に応じ、現在の税率を半減する決定を明らかにした。減税措置を歓迎して消費者らが「祝杯をあげる」一方で、小売店側は、すでに納税済みの在庫も新価格で販売せざるをえない状況に悩まされている。
唐財務長官は恒例の予算演説で、酒税減税措置を発表。80%のワイン税は40%に、40%のビール税は20%に軽減されることとなり、決定措置は即日発効された。
香港のワイン流通最大手、Watson’s Wine Asiaのゼネラルマネジャー、Jeanette Paterson氏によると、ワイン税は卸売り価格に反映されるため、消費者が小売店や飲食店に払う税金は実質22%ほど軽減されるという。同社では次週までに価格低減を3段階に分けて実施し、全店がワインを新価格で販売する予定だという。
すでに在庫分のワインに80%の税金を払ってしまっている小売店も、今回の減税措置を受けて値段を安くせざるを得ない状況だ。
Paterson氏も、「消費者はすぐに値段が安くなることを期待しているから、顧客を確保するためにも、安くすることにした」という。さらに、「今回の減税措置でワイン人気に火が付き、損失の穴埋めができれば」と減税効果に期待を寄せる。
写真は酒販店でワインを見せる店員(2007年2月28日撮影)。(c)AFP/SAMANTHA SIN
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