【ジュネーブ/スイス 3日 AFP】世界保健機関(WHO)は6日から、3日間の日程で会合を開き、男性の包皮切除を推奨するかを決める。これまでの調査で、包皮切除によって、エイズウイルス(HIV)感染の確率が半減したことが判明した。WHOの広報官が2日に発表した。
WHOのFadela Chaib広報官によると、最近行われた3つの集団調査の結果を受け、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の呼びかけで各国の科学者らが、西部の町モントルー(Montreux)に集まり、会合が開催される。
「専門家の提言に基づいて、調査結果を精査した後、政策に取りまとめられ、声明が発表される」と、同広報官は述べる。
医学誌「ランセット(The Lancet)」に掲載されたケニアとウガンダで実施された集団調査では、包皮が切除されていない男性はエイズ(AIDS)を発症するHIVウイルスに感染する危険性が、包皮切除をした男性の2倍に達したという。
各国の同業医師の目にもさらされる同誌上での発表は、新発見の検証と見なすに妥当と考えられるが、2005年に行われた南アフリカでの調査結果にも一致するものだった。
WHOが発表する推奨は、科学的根拠と共に道徳的意味も付け加えられ、エイズに対抗する一般の手段として正式に包皮切除の重要性を記すことになるという。
「エイズ感染率の高い国々では、健康問題だけではなく、道徳的および経済的問題や健康政策の変更の可能性も持ち上がる」とFadela Chaib広報官は話す。
WHOとUNAIDSはケニアとウガンダで行われた調査結果に満足している。
写真は、バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で反エイズの集会に参加する市民ら。(2004年12月2日撮影)(c)AFP
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