【パリ/フランス 22日 AFP】フランスで最も権威あるレストラン格付けガイドとして知られる「ミシュラン(Michelin)」で、このほど女性のシェフが新たに最高級の3つ星を獲得したことが明らかになった。
3つ星を獲得したは、南東部バランス(Valence)でレストラン「メゾン・ピック(Maison Pic)」のオーナーシェフ、アンヌソフィ・ピック(Anne-Sophie Pic)さん。史上4人目の女性3つ星シェフとなるピック氏は、祖父、父親も3つ星シェフという家系に生まれた。
料理界デビューは遅かったものの、独学で調理法を身につけ、常にメニューの改善やスタッフの再編に取り組むなど、たゆまぬ努力を続けている。(c)AFP/Antoine Demaison/Charlotte Cans
(収録時間:1分19秒)
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ピック氏は、ここから料理界最高の栄誉への道を歩み始めた。父親も祖父も、このレストランのオーナーシェフで、どちらもミシュランの3つ星を獲得した。今回、ピック氏自身も3つ星を獲得したことから、史上初の「3世代連続3つ星シェフ」の誕生となった。
インタビュー1:アンヌソフィ・ピック氏(9秒)
「これまでの仕事が評価されたことは、わたし自身はもちろん、このレストランで一緒に働いているスタッフにとっても喜ばしいことです」
ピック氏は、23歳のときに父親が突然死去したことから、急きょレストランを引き継いだ。経営学から調理法まで、短期間で身につけなければならなかったという。
父親が死去して間もなく、このレストランは3つ星を失った。以来ピック氏は、レストランの近代化やメニューの改善に全力を注いだ。父親が考案した料理のいくつかは、あまりにも時代遅れになっていたため、メニューから外さざるを得なかったという。
インタビュー2:アンヌソフィ・ピック氏(15秒)
「わたしにとって最も重要なことは、料理の味を融合させること。つまり、1つの味により別の味も引き出すということです。すべての味は、それぞれが浸透し合うべき。また、料理には最高品質の素材を用いると同時に、それらは敬意を持って扱わなければなりません」
こうした努力が実を結び、37歳となった今、ピック氏は3星を獲得し、レストランも3つ星を取り戻した。だが、これは始まりに過ぎない。3つ星を獲得することと、それを維持することは別の問題である。

