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火災を起こした捕鯨調査船、ニュージーランド首相が南極海からの退去を強く要請 - ニュージーランド

  • 2007年02月19日 09:51 発信地:ニュージーランド
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写真は17日、南極海で立ち往生している日新丸。両側は、燃料補給船と、別の捕鯨調査船。(c)AFP

【ウェリントン/ニュージーランド 19日 AFP】ニュージーランドのヘレン・クラーク(Helen Clark)首相は19日、南極海を航行中に火災が発生した日本の調査捕鯨母船「日新丸」について、環境破壊の恐れがあるとして、南極海から出るよう改めて要請。「国際社会は環境破壊を決して容認しないだろう」と日本政府に警告した。

 日新丸は、15日の火災発生以後、自力で航行できない状態にあり、アデア岬(Cape Adare)にあるアデリーペンギンの世界最大の生息地からわずか100キロの地点に立ち往生している。燃料を130万トン積載しており、燃料の流出による環境破壊が懸念されている。

 クラーク首相によると、近くを航行している環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の船と米国の砕氷船が「えい航」を申し出たところ、日新丸側はこれを断ったという。

 クラーク首相は、地元ラジオ局に対し、「原始の状態を保った地域の環境を破壊することにでもなったら、世界中が激怒するだろう」と、申し出を受け入れる分別を日本側に求めた。

 しかしながら、ニュージーランドの救助調整センターは、環境破壊の危険性は「比較的低い」と見ており、さらには、「南極海には日本の捕鯨調査船が6隻いるので、捕鯨調査船同士でえい航の手はずを整えることができるはず」との見解を示した。ただし、「捕鯨船は氷山との衝突には弱い」と、憂慮も示した。

 日新丸の火災では、乗組員1人が死亡した。火災は鎮火し、19日現在も補修作業が行なわれている。

 写真は17日、南極海で立ち往生している日新丸。両側は、燃料補給船と、別の捕鯨調査船。(c)AFP

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