【フォート・ローダデール/米国 16日 AFP】フロリダ(Florida)州のブロワード(Broward)郡裁判所は15日、8日に死去したプレイボーイ(Playboy)誌の元プレイメイトのアナ・ニコール・スミス(Anna Nicole Smith、39)さんの遺体から、DNAサンプルの再採取を行うよう命じた。
この命令は、スミスさんの数百万ドルの遺産を相続する生後5か月の遺児ダニエルリン(Dannielynn)ちゃんをめぐり、複数の元恋人が「父親」を名乗り出たことで、法的争いが生じていることから下されたもの。
スミスさんの元恋人、ラリー・バークヘッド(Larry Birkhead)さんの弁護士団は15日、ダニエルリンちゃんの「父親」がスミスさんの生前最後の恋人ハワード・スターン(Howard Stern)さんではなくバークヘッドさんであることを証明するDNA鑑定を急きょ要求した。
■スミス氏、再度のDNA採取を要求
前回遺体から採取されたDNAサンプルは何らかの手が加えられている疑いがあると、スミスさんの弁護士らが指摘したことを受けて、裁判所が念のために再度の採取を命じたとみられる。
同裁判所のLarry Seidlin判事は、「埋葬後にスミスさんの遺体がもう一度掘り出すことは避けたい。埋葬後は安らかに永眠してもらいたい」と述べている。
スミスさんの死が犯罪に関与しているかどうかについて、今だ警察が確定していないことも、事態を一層複雑にしている。
郡保安当局がスミスさんの死因を今後調査するに当たり、さらに遺体の検視を必要とするかどうかは、明らかにしていない。
一方、担当検視官も、スミスさんの死因についてはまだ確定できていないとして、「死因を突き止めるには3週間から5週間ほどかかるだろう」との見通しを語った。
現在、遺体安置所に保管されているスミスさんの遺体をめぐっては、スターンさんとバークヘッドさん意外に、スミスさんとは疎遠だった母親のVirgi Arthurさんも、引き渡しを求め争っているという。
写真は、ブロワード郡裁判所で15日、郡検視官の話を聞くスミスさんの母親(右)。(c)AFP/LOU TOMAN
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