【マドリード/スペイン 16日 AFP】2004年3月にマドリードで発生した列車爆破事件で殺人罪などで起訴された被告29人についての公判が15日、開始された。同裁判はアルカイダ関連としては欧州で最大規模のものとなる。
公判の初日、主犯格とみられるエジプト人のサエド・アフメド(Sayed Ahmed)被告(別名「Mohammed the Egyptian」)が1人目被告として出廷、事件への関与および国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)などのイスラム主義組織との関係を全面否定した。
同事件は2004年3月11日朝、通勤列車4両が次々に爆発し、1900人あまりが死傷した大惨事。イラク侵攻の際に派兵したスペインへの報復として、アルカイダの指示を受けたモロッコ系のイスラム過激派組織が実行したものだと、検察側は主張している。
ひげを伸ばし、ベージュのジャケットに黒の上着姿で出廷したアフメド被告は、冒頭陳述で「(テロ事件を)非難する」と証言し、すべての容疑を否認。自身の弁護士団による質問にのみ答え、一切の証拠提出を拒んでいる。
供述の中で同被告は、2001年の9.11同時多発テロや2005年のロンドン同時多発テロについても非難している。
同被告への審問は、現地時間午後6時ごろに終了した。(c)AFP
ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。
AFPBB News に掲載している写真・見出し・記事の無断使用を禁じます。© AFPBB News