【フォート・ローダデール/米国 15日 AFP】プレイボーイ(Playboy)誌の元プレイメイトでタレントのアンナ・ニコル・スミス(Anna Nicole Smith、39)さんが8日に死去して1週間が経過するが、複数の元恋人が生後5か月の娘の「父親」を名乗り出ている影響で、埋葬もままならない状態だ。
フロリダ(Florida)州のブロワード(Broward)郡裁判所は14日、実父確定検査に備えるためとして、元恋人に対する遺体引き渡しの訴えを却下する判決を下した。これは、スミスさんの元恋人、ラリー・バークヘッド(Larry Birkhead)さんが、数百万ドルの遺産を相続すると見られる遺児、ダニエリン(Dannielynn)ちゃんの「父親」を名乗り出たことによるもの。
■「これ以上の検査は不要」、郡検視局長
その一方で、郡検視局長のJoshua Perper氏は、「埋葬をこれ以上遅らせると遺体が腐敗する」と指摘、「必要充分なDNAは採取したし、これ以上の検査は必要ない」と主張する。
Perper氏のオフィスの外では、スミスさんをしのんで花束や風船、チョコレートを供える人々の姿が見受けられた。「すてきなバレンタインを」との添え書きも見られたという。
ある保険外交員の女性(45)は、スミスさんのファンではないとした上で、「彼女の生活はスキャンダルにまみれていたかもしれないが、彼女にも『遺体を尊厳的に取り扱われる』資格がある」と語った。
■遺体はバハマに埋葬か
スミスさんの遺体をめぐっては、生前最後の恋人となったハワード・スターン(Howard Stern)さんも、バハマ(Bahamas)のナッソー(Nassau)に埋葬したいとして遺体の引き渡しを求める訴えを14日に起こしている。それによるとスミスさんは、2006年9月に女児を出産した直後、20歳で謎の死を遂げた息子ダニエルさんの隣に埋葬されることを望んでいたという。またスターンさんは、自身こそがダニエリンちゃんの父親であると主張している。
写真はブロワード郡検視局の外に供えられた花などを整理する担当者。(c)AFP/ROBERT SULLIVAN
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