
【パリ/フランス 4日 AFP】ジャック・シラク(Jacques Chirac)大統領は3日、「世界生態系管理パリ会議」で、より強い権限を持つ新しい国連(UN)環境機関の設置、および安全と環境保障を基本的人権とすることの必要性を先頭に立って訴えた。
シラク大統領は、現在の国連環境計画(UNEP)に代わる機関を設立するという提案には、46か国の支援を取り付けていると語った。前日の2日には、国連の専門家らによる「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が、地球温暖化に関する過去最大の警鐘を鳴らした。
同大統領は、「われわれはUNEPを変革し、世界保健機関(WTO)のようにすべての国が加盟するような、真の国際機関の設置を求める」と発言。
しかしこの構想は、全会一致の支持は受けておらず、反対国には世界最大の環境汚染国である米国、ロシア、さらに世界3大新興経済国の中国、インド、ブラジルが含まれる。
写真は同日、会議への参加者ら。(c)AFP/JACQUES BRINON
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