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安倍首相、中国の人工衛星破壊実験に懸念を表明 - 東京

  • 2007年01月31日 16:03 発信地:東京
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写真は29日、国会の本会議場の演壇に向かう安倍首相。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

【東京 31日 AFP】安倍晋三首相は31日、参議院本会議で、中国の衛星攻撃兵器実験が「宇宙条約」などの国際法に触れるとして懸念を示した。

■安倍首相は「他国の衛星を破壊する攻撃は国際法に抵触」と認識

 各党代表質問で「日本の人工衛星への攻撃が戦争行為に値するか」と尋ねられるた安倍首相は、「宇宙空間で国際法に合致しない形で他国の衛星を破壊する攻撃は、国際社会としても懸念すべきだ」と答弁した。

 中国は前週、自国の人工衛星を破壊する実験に成功したと発表。宇宙空間での物体破壊に成功した国としては、米国、旧ソ連に次いで、3か国目となった。

 米国は、中国が1月11日に行った人工衛星破壊実験の破片で、有人の国際宇宙ステーション(ISS)が危険にさらされているとして懸念を表明した。

■中国は

 一方、中国は「実験が適切に行われ、安全な宇宙開発を支えている」と主張。また、実験は、「米国が偵察衛星で中国の情報収集を行った後に実施された」とも述べている。

 1967年に発効した国連の「宇宙条約(Outer Space Treaty)では、宇宙空間への大量破壊兵器配備を禁じており、各国に宇宙空間の有害な汚染を避け、必要な場合には適切な措置を執るよう定めている。

 日本は再三にわたり、中国の軍事予算拡大に対して遺憾の意を示しているが、中国は人工衛星破壊実験の恒久的禁止への合意を拒否している。

 写真は29日、国会の本会議場の演壇に向かう安倍首相。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

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