【パリ/フランス 29日 AFP】2006年、社会党(PS)の階段を上りつめ大統領候補に選ばれたセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)氏。フランスで女性が大統領候補に選出されたのは初めてだった。ロワイヤル氏の1年間を振り返る。
1.セゴレーヌ・ロワイヤル氏、15秒
「政策を実行するリーダーとしてそして希望の象徴として、女性を選んだ社会党員の皆さんは革新的な1歩を踏み出したのです」
53歳のロワイヤル氏がフランスで初の女性大統領候補に選出されたのは、まさに革新的な出来事だった。1年前まで政界で大物とは見られていなかったロワイヤル氏は、注目を浴びるようになり、11月の大統領選挙予備選挙では大差で社会党の大統領候補に躍り出た。
ロワイヤル氏はどのように大衆を引きつけたのか。社会党では独立した立場を貫き、古参の政治家らと距離を置いた。また、ほかの政治家らが興味を持たない多数の有権者の懸案事項に取り組んできた。
2.セゴレーヌ・ロワイヤル氏、13秒
「現実に耳を傾け、注意を向け、ありのままを誠実に受け止めるという自身の価値観に忠実です。わたしはこの姿勢を貫き、自分を失うことはありません」
ロワイヤル氏は2006年、数々の外国訪問を行い、国際社会にその存在をアピールした。中東訪問では、レバノンのヒズボラ(Hezbolla)政治部門所属議員からイスラエルをナチスと呼ぶ発言が飛び出したにも関わらずロワイヤル氏側からコメントが出ず、フランス国内で論争が巻き起こった。しかしロワイヤル氏は波風を起こすことを恐れない。社会党の古くからの考えを打ち破り、左派としては考えられない政策も提案してきた。
3.セゴレーヌ・ロワイヤル氏、9秒
「左派の指針に反したとしても、問題に取り組むために時に勇気を持つ必要があります」
ロワイヤル氏は刷新の意欲を持って、静かなフランス政界に風を巻き起こした。ロワイヤル氏の手法は、事実上の夫で4人の子どもの父親であるフランソワ・オランド(Francois Hollande)氏率いる社会党も動揺させた。しかしこれが伝統的な左派の考えの限界を超え、2007年の大統領選挙で浮動票を取り込むロワイヤル氏の作戦なのだ。
(c)AFP
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