【ムンバイ/インド 20日 AFP】減量に取り組めば月250ルピー(約660円)の割り増し手当を出す――ムンバイ市警が肥満対策として導入した奇策に、応募したのは総勢3万8000人の同市警察官のうち、たった45人だけだった。
地元紙ムンバイ・ミラー(Mumbai Mirror)が20日報じたところによると、この特別手当制度は11月に開始された。体重を70キロ以下に保てば手当を出すとし、実施期間は12月末までとした。
ところが、これまでに制度に応募したのは45人きり。全警官数の0.01%にすぎない。
同紙が取材したフィットネス業界関係者らは、70キロという一律の減量基準を批判し、減量の際には体重と身長のバランスが考慮されなければならないと述べた。
また1人の巡査は同紙に対し、「月250ルピーで何が買えるっていうんだい? 近所のジムの月会費にすらならないよ」と語ったという。
インドの警察官は設備の悪いオフィスと低賃金で有名で、それが収賄の横行と勤労意欲の低下につながっていると、多くの市民団体が指摘している。
しかし、制度を考案したAshutosh Dumbareムンバイ市警副警視視総監は、減量特別手当に関する試みはまだ始まったばかりだと反論。市内83か所の警察署にジムを併設し、警官らがエクササイズを行う時間を設ける予定だという。
写真は、ムンバイ市警の警察官たち。(10月18日撮影)(c)AFP/Sebastian D'SOUZA








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