【6月2日 MODE PRESS】『少林サッカー』『カンフーハッスル』で全世界を熱狂させた香港映画界の鬼才、チャウ・シンチー(Chiau Sing Chi)監督の最新作『ミラクル7号(原題:長江7号/CJ7)』が6月に全国公開される。3年ぶりとなった本作は、スティーヴン・スピルバーグ監督の『E.T.』からインスパイアされたという、シンチー初のSF映画だ。
■ある日貧乏親子のもとに…
 小学生のディッキー(シュー・チャオ)は、工事現場で働く実直な父親のティー(チャウ・シンチー)と2人暮らし。名門校に通いながらも、貧乏ゆえに同級生からいじめられる毎日だ。そんなある日、ティーがゴミ捨て場で緑のゴムボールのような物体を拾い、家に持ち帰る。この緑の物体は、UFOが残していった地球外生命体だった
■史上最大に“使えない”地球外生命体
 ディッキーは緑の生き物を「ミラクル7号《ナナちゃん》」と呼んで、ドラえもんのような“ミラクル”を期待するが、予想以上に何もできない《ナナちゃん》にがっかり。しかし、《ナナちゃん》をめぐって学校でも友人ができ、ディッキーと《ナナちゃん》にも家族のような絆が芽生え始める。その矢先にディッキー親子に災難が……。
 コメディーの切れ味もさることながら、弱い者に向けられるあたたかな眼差しは、チャウ・シンチーならではの味わい深さだ。笑いと切なさが渾然一体となったシンチー・ワールドの真骨頂がここにある。(c)MODE PRESS
公開情報:6月28日よりシネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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    日時:6月23日(月)18:00開場/18:30開映
    会場:よみうりホール
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