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世界遺産の滝、「米国人発見者の名前は止めるべし」とチャベス大統領

  • 2009年12月21日 23:44 発信地:カラカス/ベネズエラ
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ベネズエラ南東部にある世界で最も落差の大きな滝で、ユネスコ世界遺産(UNESCO World Heritage Site)のエンジェル・フォールズ(Angel Falls、天使の滝)。最大落差は979メートル(2009年9月13日撮影)。(c)AFP/THOMAS COEX

  • 世界遺産の滝、「米国人発見者の名前は止めるべし」とチャベス大統領

【12月21日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は20日、毎週日曜に放送され自ら出演する週間ラジオ・テレビ番組「アロー・プレジデンテ(Alo Presidente、こんにちは大統領)」で、自国にあるユネスコ世界遺産(UNESCO World Heritage Site)の滝、エンジェル・フォールズ(Angel Falls、天使の滝)の名称を、先住民の使っている呼称に改めるべきだと主張した。

 世界で最も落差が大きいことで知られるこの滝は、1937年にこれを発見した米国の飛行士、ジミー・エンジェル(Jimmy Angel)にちなんで名づけられた。辺境に位置するにもかかわらず、ベネズエラ最大の観光地のひとつとして世界中から旅行客をひきつけてきた。

 チャベス大統領は番組内で「アメリカから飛行機でふらっとやって来た男が発見したからといって、こういう名前をつけたという発想を受け入れられるものか。そんな名前を許すということは、それ以前に、ここに人が住んでいなかったと認めるようなものだ」とつぶやくと、「今後はみんな、『エンジェル・フォールズ』と呼ぶべきじゃない。あの滝はわれわれのものだし、エンジェルがここに来るずっと前から、われわれのものだった」と力説した。

 現地の先住民ペモン(Pemon)人の言葉では、この滝は「ケレパクパイ・メル(Kerepakupai Meru、最も深遠の地にある滝)」と呼ばれている。(c)AFP

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